フリーランス初心者でも案件をゲットする方法!営業のコツから注意点までを徹底解説

目次

フリーランスにとって案件探しは仕事に繋がる大切なもの

晴れてフリーランスになったみなさんにとって、避けては通れないのが「案件探し」。特に営業の経験がない人にとっては、悩んでしまう部分でしょう。

しかしフリーランスになったからには、自分で仕事を獲得しなければ生きてはいけません。「苦手…」と感じる案件探しも、やり方を知ればそこまで難しくないことに気付くはずです。効率のよい、案件探しの方法を知り、フリーランスとして清々しくスタートを切りましょう!

【準備編】フリーランスが仕事を探すうえ準備しておくべき3つのコト

これから紹介する3つのことを意識しつつ、仕事の獲得に乗り出しましょう。準備さえしっかりと行っておけば、案件を探すのもスムーズですよ。

少し大変な部分もありますが、一度準備すれば今後の仕事になにかと役立つでしょう!

①自分の実績をアピールするためのブログやポートフォリオを充実させておく

フリーランスで仕事を探すにあたり、自身の実績を示すためにブログやポートフォリオは一番簡単な方法です。

クライアントも過去の制作物を見ることで、フリーランスの力量をすぐに判断できます。そのためフリーランスを始める際には、ブログやプレゼン資料を作成し、案件に応募する際のポートフォリオにするとよいでしょう。

例えばイラストレーターであればインスタグラムに作品をアップしたり、ライターならブログを始めるといった具合です。

②フリーランスは信頼が命!初心者であってもプロ意識をもって仕事を受ける

クライアント側で初心者からじっくり育ててくれることはほとんどありません。求められるのは即戦力。クライアントが不安になってしまうので、自分から「初心者ですが…」「未経験ですが…」と言うのもやめましょう。

分からないことは都度確認、仕事を丁寧にしっかりとこなし、信頼を積み上げれば次の仕事にも繋がることでしょう!

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③市場の動きを常にチェック!仕事の幅を広げるための勉強は怠らない

フリーランスは常に業界の動きをチェックしなければなりません。新しい情報を勉強することで長く続くフリーランスになれます。ひとつの知識で満足せず、常に知識をアップデートし続けることで、業務内容の幅も広がるでしょう。

また同じようなジャンルで活躍するフリーランスの仲間を作ることで、自分が今どの位置にいるのかを把握することも大切です。

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【案件探し編】初心者フリーランスが仕事を獲得するための方法4つ

初めてのフリーランス。慣れないことばかりで、どうやって仕事見つければいいのかわかりませんよね。しかし方法さえ分かれば、初心者でも仕事を獲得していくことは可能です!

方法は大きく分けて知人からの紹介や営業活動・案件サイト・エージェントに登録があります。どれも初心者でも取り組みやすいので、やりやすい方法からチャレンジしてみてください!

フリーランスの案件獲得方法①先輩フリーランスや知人からの紹介

フリーランスは繋がりがとても強い職種です。そのため同じくフリーランスをしている知人や先輩がいる場合、自分もフリーランスになったことを知らせておくとよいでしょう。それにより、仕事を回してくれたり、クライアントと紹介してくれる可能性があります!

またフリーランスを一人でやるのは不安もあるでしょう。仲間を作っておくことで、情報交換もできておすすめです。

フリーランスの案件獲得方法②積極的な営業活動

営業と言うと、堅苦しいイメージですが、フリーランスは売り方を自由に決められ、自分に合った営業がしやすいのがポイントです。

フリーランスの営業方法は多岐にわたります。いろいろな機会を積極的に利用して、自分の仕事内容をアピールしていきましょう。

自分のブログやFacebook、Twitterなどの「ソーシャルメディア」を活用

フリーランスで仕事を始めたら、FacebookやTwitter、インスタグラムを始めるのがおすすめです。SNSで自分の存在を発信することで、企業から仕事が舞い込むことがあります。企業からすれば、SNSはフリーランスの現在の様子がわかりやすいので、仕事依頼がしやすいのです。

またソーシャルメディアで自分の作品を発信することで、多くの人が注目してくれます。チャンスが多い方法であるといえるでしょう。

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オンラインサロンや研修会などに顔を出してみる

フリーランスが集まるオンラインサロンや勉強会があります。サロンでは他のフリーランスと交流し、情報交換をしたり、みんなで勉強したりできますよ。自分と同じ状況で働いている人の生の声が聞けるチャンスなので、機会があれば積極的に参加するのがおすすです。

またIT業界関係者やサイト運営者、編集者が参加していることもあり、仕事のチャンスも!人脈作りにもなりますので、名刺を忘れずに持参しましょう。

自分が好きなサイトに直接応募の連絡をしてみる

自分が普段からよく見ているメディアサイトがあれば、特にサイト上で募集がなくとも、気になったら連絡してみるとチャンスが舞い込む可能性がありますよ。

連絡は電話でよいですが、ハードルが高いと感じるならば「お問い合わせ」フォームからでもOK。この際、メディアをいつも見ている旨と、ファンであることを伝えるのがおすすめです。熱意を伝えられては、向こうも嫌な気分はしないでしょう。

コワーキングスペースなどフリーランスが集まる場で仕事を探す

コワーキングスペースは、デスクスペースのほかに、フリースペースやカフェが併設されていることがあります。他のフリーランスと交流もできるため、情報交換も可能。仕事の新しいアイディアや、新しいビジネスパートナーが見つかる可能性もあります。

単に仕事をするだけでなく、仕事の幅を増やしたい人に、コワーキングスペースは特におすすめです。

メディアや出版社に売り込み活動をする

ある程度慣れてきたら、自分が仕事がしたいと思ったメディアや出版社をリストアップし、売り込みをかけるも手。

連絡方法はメールでもよですが、できれば電話がおすすめです。順番に連絡をし、「まずはトライアルを受けさせてほしい」「試用期間を設けてほしい」と交渉します。

もしかしたら、すぐに収入に繋がらないかもしれません。しかし知り合う「きっかけ」の種を撒いておくことで、後々仕事に繋がる可能性があります。

フリーランスの案件獲得方法③初心者ならクラウドソーシングサイト活用して実績作り

フリーランス初心者の場合、なかなか思うように仕事が見つからないことがあります。いきなり営業するのもハードル高いですよね。そう思ったら、クラウドソーシングサイトを使って案件を探してみましょう。

クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したい人(クライアント)と仕事を請け負いたい人(フリーランス)を結びつけるサイトです。クラウドソーシングサイトは数多くあるので、複数に登録し、並行して仕事をしていくのがよいでしょう。

Lancers(ランサーズ)

2008年にサービスを開始し、10年以上の実績があるクラウドソーシングサイトです。日本最大級であり、CM放送もしています。

基本的に業務委託なので、会社員と違い完全リモートで働くことも可能。仕事はWebデザイナーな記事作成などジャンルごとに細かくカテゴリ分けされているため、探しやすく、希望の仕事が見つかる可能性が高いです。

また一定金額稼いでいるフリーランスは福利厚生制度を無料で利用できるのも、注目したいポイント。

CrowdWorks(クラウドワークス)

クラウドワークスは登録者数が国内最大のクラウドソーシングサイトです。エンジニア向けの案件も多いので、開発経験があるなら、アプリ開発エンジニアやITエンジニア・PHPエンジニアは報酬が高めです。

一定の条件をクリアすれば、福利厚生が受けられるフリーランス向けのサポートが充実しているのも魅力のひとつ。初心者向けの読み物も充実しており、かなりフリーランスのことを考えたサイトです。

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フリーランスの案件獲得方法④「エージェント」に登録すれば仕事に集中できる

フリーランスエンジニア、プログラマー、デザイナーなどIT系フリーランスなら利用したいのがエージェント。自分のスキルや得意分野・実績を登録後、エージェントの担当営業と個別面談して条件にみあっあた案件を提案してもらえます

仕事探しはエージェントにまかせ、自分は仕事に注力できるのが大きなメリットです。今後のキャリア相談などもできるので、積極的に活用してみて損はありません。

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【案件の選定編】フリーランスが案件を引き受ける際に注意するポイント

フリーランスは来る仕事を全部引き受ける必要はありません。案件にもいろいろあり、業務内容を自身で判断するのもフリーランスの仕事です。

ここでは、フリーランスが仕事を引き受ける時に気を付けるべきポイントを知っておきましょう。案件選びの参考にし、実績の構築に役立ててください。

相場を意識し単価が見合うか考える

クライアントによって提示してくる単価は様々です。驚くほど高額なものもあれば、「ちょっと安いな…」と感じるものもあります。単価はクライアントの予算や経営状態によって変わるため、案件によってバラつきがあるの当然です。

だからこそ、フリーランスは自分の相場を意識し、「自分はどれくらいの単価で仕事がしたいのか」「受ける仕事の相場は一般的にどの程度なのか」を常に確認しながら仕事を受けましょう。

次につながる仕事かどうかも判断ポイントに

仕事は単発でもよいですが、継続して依頼がきそうなものから選びましょう。そのほうが後々安定した収入に繋がります。

また今回の仕事で得た知識やスキルが、別の仕事で生かせるようであれば最高です。受けた仕事が今後の自分にとってどのように影響するか(プラスになるか)を考えることは、仕事を受ける・受けないの判断基準になります。

怪しいクライアントからの仕事は避けたほうが無難

報酬を払わない、音信不通になる・その他トラブルが多い…などこのようなクライアントとの取引は控えましょう。

クラウドソーシングサイトであれば、相手の評価を必ず確認することが重要です。直接取引であれば、相手の会社をネットで確認したり、悪い噂を聞いたことがないかを先輩フリーランスに聞いてもいいでしょう。

フリーランスはトラブルを自力で解決しなければなりません。そもそも巻き込まれないよう自衛することも重要です。

初心者フリーランスは仕事と営業のバランスをどうするべきか

フリーランスは仕事と営業をバランスよくこなさなくてはなりません。とはいえ、やはり仕事をしなければ生活ができませんので、まずは手元にある仕事をこなしクライアントを大切にしましょう。

そのうえで空いた時間を活用して営業をするのが良いでしょう。仕事にメリハリをつけるためにも、「週〇日は営業する日!」と決めておくのもおすすめ。

フリーランスは案件探しのコツを掴んで年収アップを狙おう!

フリーランスとして案件を得るためには、営業活動や人脈は欠かせません。また信用を失わないよう、高品質な仕事ぶりを発揮し、固定客へと繋げるのも安定した収入のためには大切です。

常に新しい情報を吸収し、新規開拓を心がけましょう。自分で自分の売り込み方法を考えられるのも、フリーランスのいいところ!ぴったりの方法を確立し、仕事がたくさんくるフリーランスを目指しましょう。

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